ライサス®S4日常のメンテナンス
ライサス®S4のメンテナンスについてご説明しています。ライサス®S4を最良の状態で使うために、使用者による日常および定期メンテナンス（清掃・交換）と弊社カスタマーサポートによる保守点検の実施をお願いいたします。
日常の保守
本ページの内容は日常点検と操作時に確認を行うためのチェックリストに基づいております。
下記リンクより、Excelファイルをダウンロードし、装置の運用や日々のメンテナンスにご活用下さい。
警告
- 清掃を行うときは、必ず手袋、白衣、安全眼鏡を着用してください。誤って汚染物などに触れたときは、直ちに流水で洗い流した後、消毒してください。必要な場合は医師の診断を受けてください。
- 清掃に使用した汚染物などは、感染性廃棄物として処理してください。
- 清掃時に使用できる溶剤については、各項の説明を参照してください。本項に記載されていない箇所（外装カバーなど）の清掃時には、水、または消毒用エタノールで湿らせたやわらかい布、ティッシュペーパー（キムワイプ）、綿棒などで清掃してください。
- 作業時は、必ず手袋、白衣、安全眼鏡を着用してください。
1. 使用済みチップの廃棄
注： 装置の電源が入っている状態で廃棄することにより、使用済みチップカウントが自動的にリセットされます。
- チップ廃棄扉を開けます。
- チップ廃棄箱を引き出し、使用済みチップを袋ごと捨てます。
- チップ廃棄箱にポリ袋をセットします。
- チップ廃棄箱を戻し、チップ廃棄扉を閉めます。
2. 検体ラックの清掃
- 検体ラックを消毒用エタノールで湿らせたやわらかい布、ティッシュペーパー（キムワイプ）などを使って、清掃します。
- 検体ラックカバーも同様に清掃します。
3. 検体ラック受けの清掃
- サンプルカバーを開きます。
- 検体ラック受けを消毒用エタノールで湿らせたやわらかい布、ティッシュペーパー（キムワイプ）などを使って、清掃します。
4. サンプルカバーの清掃
サンプルカバーを消毒用エタノールで湿らせたやわらかい布、ティッシュペーパー（キムワイプ）などを使って、清掃します。
5. プレート供給部とプレート廃却部の清掃
- プレート供給部/廃却部を開きます。
- プレート供給部/廃却部を消毒用エタノールで湿らせたやわらかい布、ティッシュペーパー（キムワイプ）などを使って、清掃します。
6. 培養温度の確認
【HOME】画面の［Settings］から［温度確認］ボタンを押し、培養温度が35℃近傍であることを確認します。
定期保守サービスのご案内
定期保守サービスは、お客様との年間契約によりトラブルを未然に防ぐための定期点検および緊急修理を行うものです。お客様に、大切な装置を安心してご使用頂くための『予防保全』、『維持管理』や『故障修理』を柱とした保守契約サービス制度であり、弊社が最も強くお奨めするものです。
ご予算やご使用の状況により2コースを準備しております。詳しい内容についてはお問い合わせください。
お問い合わせ先
装置の修理・保守点検に関するお問い合わせ
- 平日・土曜日 電話受付時間9:00～17:00
TEL：0296-20-9301 - 日曜・祝祭日・時間外は留守番電話受付となります
試薬・学術に関するお問い合わせ
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