炎症性腸疾患

炎症性腸疾患の病態把握の補助診断キットを紹介します。

炎症性腸疾患は、大腸及び小腸粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす疾患です。患者数は約22万人、毎年1万人以上が増加していると言われており、食生活の欧米化やストレスなど様々な環境要因があると指摘されております。この疾患の病態として潰瘍性大腸炎が挙げられ、糞便に混ざって体外に排出されるカルプロテクチンが病態把握の補助目的のバイオマーカーとして重要視されています。