イムノコンプレックスmRF

  • 体外診断用医薬品
  • クラスⅡ

製品コード

07125

統一商品コード

302071258

JANコード

4987302071258

包装

96回用

使用期限

製造後10ヵ月間

貯蔵方法

2~10℃(禁凍結)

製品概要

本製品は、 血清および血漿中の免疫複合体(immuune complex:IC)を測定するキットである。
ICは、全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)や慢性関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)に代表される自己免疫疾患、悪性腫瘍および感染症などの患者で増加することが証明され、これら疾患の診断、予後の判定ならびに治療経過を知るうえで重要な指標となると考えられている。

使用法

1)各標準血清(凍結乾燥品、別売:Code 07128)に精製水0.5 mLを加えて溶解し、使用する。
2)あらかじめ、検体および各濃度の標準血清液50 μLをそれぞれの小試験管にとりEDTA溶液150 μLをそれぞれに加えて、37℃で30分間反応させた後、検体希釈液1 mLをそれぞれに加え、検体および標準血清液のEDTA処理液とする。
3)固相化プレートを必要数だけアルミ袋からとりだし、各ウェルに洗浄液200 μLを加えて10分間放置後、洗浄液を除去する。
4)固相化プレートの各ウェルに検体および各標準血清液のEDTA処理液100 μLを加えて、室温で1時間反応させる。
5)反応後、各ウェルの液を除去し、各ウェルを1回に洗浄液200 μLずつで3回繰り返して洗浄する。
6)次に各ウェルに標識抗体液100 μLずつを加え、室温で1時間反応させる。
7)反応後、各ウェルの液を除去し、各ウェルを1回に洗浄液200 μLずつで3回繰り返して洗浄する。
8)基質液100 μLを各ウェルに加えて室温で30分間反応させる。
9)反応後、発色液50 μLを各ウェルに加える。
10)各ウェルをブランク(0濃度標準血清液のウェル)を対照として、波長 490~510 nmで吸光度を測定する。
11)標準血清の吸光度から検量線を作成し、検体の吸光度から希釈検体の免疫複合体(IC)量を求める。

基本組成

イムノコンプレックスmRF(96回用)

・固相化プレート(8ウェル×12片):96ウェル×1枚

マウスIgG型モノクローナルRFのF(ab')₂分画0.5 μg/ 1回

・EDTA溶液:20 mL×1本

・検体希釈液:100 mL×1本

・標識抗体液:12 mL×1本

アルカリホスファターゼ標識抗ヒトIgGモノクローナル抗体(マウス)0.10 単位/1回

・基質液:20 mL×1本

4-アミノアンチピリン2 mmol/L
フェニルリン酸二ナトリウム4.5 mmol/L

・発色液:10 mL×1本

メタ過ヨウ素酸ナトリウム0.8 %

・洗浄液:300 mL×1本

精度管理(試験菌株)

添付文書に記載される用法・用量に従って操作するとき、感度・正確性・同時再現性試験の基準を担保する。

備考

体外診断用医薬品
承認番号:20300AMZ00495000

サイズ

W19cm×H14cm×D12cm

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