アキュレート™ SS寒天培地AccuRate™ SS Agar

製品コード

51012

統一商品コード

302510122

JANコード

4987302510122

包装

10枚

使用期限

製造後3ヵ月間

貯蔵方法

4~10℃に保存(禁凍結)

製品概要

本培地は、わが国で最も繁用されているSalmonellaおよび赤痢菌(Shigella)の選択分離培地である。E. coliや雑菌に対する発育抑制作用が強いので、糞便検体を分離するのに適している。 SSとはSalmonella-Shigellaの略称であり、弊社においては1952年から製造している最も歴史のある培地である。

使用法

糞便検体を白金耳等を用いて画線塗抹し、35±1℃で18~24時間、好気培養を行う。
Salmonella、赤痢菌などの乳糖非分解菌は半透明集落を形成する。
大部分の硫化水素産生菌(SalmonellaCitrobacterなど)の集落は黒変するので、より的確に病原菌を鑑別できる。
乳糖分解菌は赤色集落を形成する。

基本組成

60.0 g(1 L分)中

肉エキス5.0 g
胆汁酸塩 9.0 g
ペプトン7.5 g
乳糖10.0 g
クエン酸ナトリウム8.5 g
チオ硫酸ナトリウム5.5 g
クエン酸第二鉄 1.0 g
ニュートラルレッド0.025 g
ブリリアントグリーン0.33 mg
カンテン13.5 g
pH7.3±0.1

精度管理(試験菌株)

試験菌株判定基準
Shigella flexneri 良好な発育(半透明集落)
Shigella sonnei 良好な発育(半透明集落)
Salmonella Typhimurium良好な発育(中央部黒色集落)
Salmonella Enteritidis良好な発育(中央部黒色集落)
Salmonella Meleagridis良好な発育(中央部黒色集落)
Escherichia coli 発育抑制(赤色不透明集落)
Enterococcus faecalis 発育抑制

参照

微生物検査必携(1987)
衛生試験法注解(1990)
食品衛生検査指針(2004)

サイズ

W10cm×H15cm×D10cm

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