ライサス® RCSE1RAISUS® RCSE1
製品コード
04745
統一商品コード
302047451
JANコード
4987302047451
包装
20枚
使用期限
製造後24ヵ月間
貯蔵方法
冷所(2~10℃)に保存
製品概要
本製品は、全自動迅速同定感受性測定システム”ライサス®シリーズ“の専用プレートである。細菌検査における起炎菌(主にブドウ球菌群、腸球菌群)の菌種同定、薬剤感受性検査、耐性菌の迅速報告を目的とする。本プレートは、菌種同定用として生化学テスト32項目からなるウェルと、薬剤感受性検査用として20種類の抗菌薬のMICを測定する64ウェルで構成される。
使用法
【使用方法、判定方法】
1.プレートの準備:
プレートは冷蔵庫から取り出し、30分間室温に戻してから、アルミ袋を開封し使用する。
2. 菌液の調整:
①非選択培地(羊血液寒天培地やミュラーヒントン寒天培地等)に純培養状に発育した新鮮培養菌を被検菌として用いる。
②被検菌をライサス®チューブ 滅菌水に懸濁させ、マックファーランド0.5に調整する。
3.測定:
調整した被検菌液とライサス®チューブ MHB(ミューラヒントンブイヨン)ならびに本プレートをライサス®シリーズにセットし測定を開始する。
4.判定:
①菌種同定結果の判定は、培養開始3時間より32項目の生化学反応に基づく蛍光強度を経時的に読み取り、所定培養時間における同定用データベースと照合・解析して数値同定を自動的に行い、確率的に菌種名を決定する。
②薬剤感受性結果の判定は、発育コントロールウェルと各抗菌薬ウェルの吸光度変化の比較を行い、専用のアルゴリズムにより自動的にMICを判定する。MICの解釈はCLSI Approved Standard(M7)、CLSI Informational Supplement(M100)に準拠して判定する。
精度管理(試験菌株)
添付文書に記載される用法・用量に従って操作するとき、下記の判定基準を満たす。
<同定>
試験菌株 | 判定基準 |
---|---|
Staphylococcus aureus ATCC 25923 | Staphylococcus aureus と同定される。 |
Streptococcus pyogenes ATCC 12383 | Streptococcus pyogenes と同定される。 |
Enterococcus faecalis ATCC 29212 | Enterococcus faecalis と同定される。 |
<薬剤感受性>
試験菌株 | 判定基準 |
---|---|
Escherichia coli ATCC 25922 | 予め設定される規格値内のMICを示す。 |
Pseudomonas aeruginosa ATCC 27853 | 同上 |
Escherichia coli ATCC 35218 | 同上 |
Staphylococcus aureus ATCC 29213 | 同上 |
Enterococcus faecalis ATCC 29212 | 同上 |
参照
Clinical and Laboratory Institute, CLSI Approved Standard(M7)
Clinical and Laboratory Institute, CLSI Informational Supplement(M100)
備考
体外診断用医薬品
承認番号:21300AMZ00429000(菌種同定部分)
届出番号:13A2X00006000003(薬剤感受性部分)
サイズ
W22cm×H18cm×D19cm